皆さん、こんにちは!
今回は当たり前のことになってしまうかもしれませんが警備会社様に向けて・・・
「重要な必要性」を伝えていきたいと思います。

前回警備員のイメージ向上についてを伝えていきましたが、
(※もし良かったらこちらもご覧になってください!!)
警備員に質やイメージアップの向上を行わせる為には警備会社の組織作りや対策が必然的に重要になるため今回<必要性三カ条>としてスポットを当ててみました!



<必要性三カ条>

第一条 コミュニケーション

第二条 評価体制
第三条 教育体制
 ①・「現場での指導教育」
②・「資格取得の教育」
③・「その他の教育」


第一条 コミュニケーション

これは必要不可欠なことです。
これが出来ていなければ、どんなに良い会社であっても組織とは言えないと思います。
コミュニケーションとは企業・従業員同士で情報を共有し、意思の疎通を図ることを指します。
雑談をただするのでは間違いですが、そこから得られるものも少なからずあります。また警備業界では現場で働く警備員は直行直帰が当たり前のため、会社と警備員とのコミュニケーションが疎かになりやすいため要注意です。コミュニケーションが構築されていない組織や不足してしまうと問題が発生しても発見が遅くなり迅速な対応が出来なくなることや働きづらくなります。その結果、業務効率が悪くなり生産性がダウンし、逆に離職率がアップすると考えられています。しっかりとコミュニケーションの場・不定期的な面談の場などを設けることや、安心して発言しても大丈夫といった対策・聞き入れ体制も企業側は求められます。
また巡察する際には警備員の声や現場の声を直接聞くタイミングとして重要なポイントになります。ですが現場の声や話を聞くだけでは全くもって意味がなくなります。すべてを聞き入れることは難しいですが1つの意見として受け取り会社では何が出来て何が今は出来ないのかを明確にすることが大切だと思います。理想は企業と従業員が一緒により良い会社にしていこうとする姿勢・体制であって、そのためにもコミュニケーションの活性化は最重要事項であり必要性があることだと思います。


第二条 評価体制

今現在、警備員が自分自身の評価に対する不満の声が上がった場合は評価基準があいまいという点もしくは不適正だと思います。また評価する側でも評価基準があいまいで、不明確・不透明なために適正な評価や判断が出来ず、結果的に評価する、される双方が不満を抱えてしまうのではないでしょうか。適正な評価をしてもらえなければ警備員からは不平不満な気持ちが増大していき、会社に対する信頼性も低下するため、結果的に、マネジメント等が機能しにくくなり悪循環に陥ってしまう組織は非常に多いと思われます。そうならないためにも今現在の評価基準・体制を見直し、変更して必要であれば一から作り直すことを行い警備員1人ひとり評価出来る適正な評価基準・体制を整えていき構築していく必要性があります。また360度評価を取り入れてもいいかと思います。なぜなら1人に対して多方面から評価することによって不明確・不透明を出来る限り減らすことが出来るためです。
まずはどんな目的で何を軸に評価基準・体制を設けるかです。


第三条 教育体制

警備業は日常生活のあらゆる場面で、常に人々の生命・身体・財産を守ることによって人々の安心・安全を守る仕事です。そのためには充実した社員教育が重要になってきます。教育体制は企業・警備員双方にとって良いものでなくてはならないと思います。指導などが疎かになってしまうと軽い気持ちで業務に就いてしまう可能性が出てくるかもしれませんし、その結果様々な安心・安全が守れなくなり、更には警備員自身にも危険が及ぶ可能性が出てきます。 そうならない為にも教育体制の構築は重要です。警備業には国が定める規定の教育があります。新任教育・現任教育を受けることは義務付けられていますので当たり前の教育になります。それは教育体制ではありません。必要性があるのは「現場での指導教育」・「資格取得の教育」・「その他の教育」などが挙げられます。

 

①「現場での指導教育」とは

警備員に安心安全で質の高い警備を行ってもらうには、責任者もしくは担当者が現場を巡察して現場で直接指導教育を行うことです。また現場の警備員同士での指導や教え合うことはもちろんのこと、責任者もしくは担当者が現場を巡察することで、質を高める新たな課題や問題が見つかり、それを解決する教育を企業全体で常に実施していく、1つのサイクルとして行う必要性があるのではないでしょうか。

 

②「資格取得の教育」とは

警備業務では、ほとんどの業務は資格がなくても研修を受ければ警備員として業務にあたることが出来ますが、質・意識改革・警備員自身のステップアップに繋げられるように資格を取得するための、教育により力を入れることです。
警備業は、警備業務検定が各種あり、会社は警備員の知識・質・技術・責任意識の向上や各種業務の有資格者が増えることによって同業他社との差別化・請け負う依頼内容の幅・依頼者に与える安心と信頼感などのアピールが出来るため各警備会社は資格取得を推進して注力することで顧客に与える信頼性・印象・高いレベルの警備を提供することが出来るため必要性があると思います。

 

③「その他の教育」とは

顧客満足度向上の研修・マナー講習(ビジネス・接遇・電話応対など)・人命救助講習・服装(身だしなみ等)・人的対応能力・トラブル回避方法・所作動作の見せ方などが挙げられます。警備員は常に誰かに見られ必要な場合は対応するため常に意識をもって業務に当たることが望ましい、先ほど挙げたその他の教育を行うことで与える印象や信頼感・イメージアップに深く影響していくと思います。


まとめ

まずはもう独自に対策として取り組んでいる警備会社様には不快に思われた方々もいるかと思います。ですが、今回は弊社と協力関係にある警備会社から得た業界の情報やSNS・メディアなどから見えてきた課題や感じた部分があり推測になってしまいますが、こうすれば現状よりも少しでも良くなるのではないかと思い伝えていきました。
警備業界のイメージアップは今現在、警備に携わって、活躍されている1人ひとりに掛かっていると思います。
今後警備業が憧れの職業として世間に認知してもらえるようになるためには会社と警備員1人ひとりの向上が何より重要だと思います。そのためには会社が改革する必要がありますし、体制や基準または対策等を作ったら終わりではなく常に見直し作業は必要になるかと思います。今回挙げた必要性に対して何かしら思うことや気づき・課題だと感じたことがあれば幸いです。ぜひ対策や改善を行っていただき会社が徐々に変わっていくことで組織が変わり、在籍している警備員にまで良いことが広がって行くことで、警備員の成長と会社の成長へと繋げていっていただければと思います。
大きな理想や大それたことを言ってしまいましたが、そうなってもらいたいと願っています。


最後に

何度もお伝えしますが、警備員1人ひとりの質の向上は、なによりも大切です。そのためには、まず会社が変わる必要性があること、警備員に対しても少しずつ変われる仕組みを作ることで警備業界全体が、良くなって行くのだと思います。そうなるために企業というのは、働いている人が幸せでないと意味がないと考えられます。警備員にとって正しい体制なのか?働きやすい環境なのか?など会社は常に思考して試行錯誤しながら、より良い会社にしていくことが1番大事になるのではないでしょうか。警備員の人たちが心底働きやすい会社を目指していってほしいと思います。

以上、今回も読んでいただきありがとうございました。