みなさま、こんにちは。

今回の記事では、関連会社に女性の警備員採用があったため、今回は『女性警備員』に注目して、今後の警備業界と女性警備員の重要性について話していきたいと思います。

警備員は安心安全を守るために不可欠な存在ですが、現状では人手不足に直面しています。また人材不足も同様に深刻化しており、警備業界全体の課題となっています。

特に、高齢化や若年層の不足、求職者が不足している状況であり、警備会社は常に人材を求めている状態が続いています。さらに2025年問題により就労人口の減少が起こり、人手不足はより深刻になることが予想されています。そこで改善策として女性警備員の活躍や、積極的な採用が不可欠な要素となります。

本記事では、女性警備員の活躍の重要性や人手不足の改善策について考えてみたいと思います。

 

 


警備業界から見た2025年問題/ブログ
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【目次】

女性警備員の割合

女性警備員の重要性

女性警備員の可能性と警備業界の更なる発展

 1.女性警備員の活躍による可能性

 2.警備業界の更なる発展には

人手不足解消への一策

まとめ

 

 


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女性警備員の割合

『令和4年における警備業の概況』によると令和4年末の警備員総数は582,114人の内、女性警備員の総数は39,371人となっています。これは警備員総数に対して6.8%の割合になります。前年の女性警備員総数は39,812人(同6.7%)でしたので、女性警備員が約450人と微増しているのが分かります。

この数値からでも分かるように、警備業界は女性就業者が微増しているものの他業種・他業界と比べても女性就業割合が少なく、大多数が男性警備員で占め、構成されている業界になります。

参考資料:令和4年における警備業の概況<警察庁生活安全局生活安全企画課>

 

 

女性警備員の重要性

女性警備員の存在は、警備業界において非常に重要です。

なぜなら、警備業界の人材状況をさらに悪化させているのが、警備員の高齢化です。

警備員の多くが高齢者であり、これが業界全体の高齢化を進めています。高齢化とともに進む警備員不足が深刻化するのは当たり前ですが、さらに状況を悪化しているのが若い世代の警備員が不足している問題です。人手や人材が不足し続けている現状は、今後の警備業界に大きな影響を及ぼす可能性があります。高齢化が進むと、それに伴う体力的な問題や、技術面でのアップデートが追いつかない問題など、さまざまな問題が挙がってきます。警備会社にとっては重要課題の一つです。

警備業界は、人手や人材不足という重要課題に直面している、この状況だからこそ各警備会社は女性警備員の人材確保をする重要性がますます増え、積極的に受け入れる機会なのです。警備業界は依然としてマンパワーが重要です。如何に女性を採用するかで今後大きく変わることでしょう。

 

 

女性警備員の可能性と警備業界の更なる発展

1.女性警備員の活躍による可能性
女性警備員の活躍は、警備業界の更なる発展に不可欠です。
商業施設やイベント会場など、様々な場所でそのポテンシャルが発揮できるからです。例えば、イベント会場や商業施設などでの警備業務では、お客様とのコミュニケーションやトラブルの早期発見・解決が必要になります。そこで女性ならではの細やかな気配りや優れたコミュニケーション能力を活かし、お客様との信頼関係を築く上で大きな役割を果たすことによって、来場者の安全確保やサービスの質の向上に貢献できます。

また、女性警備員の存在で有効なのは女性の視点です。女性は男性とは異なる視点で物事を捉えることができるため、女性が関わることでより安全性の向上にも貢献します。
安心できる環境が作り出せることで、女性や子どもなどの来場者には安心感を提供することができます。それに加え、技術や装備の導入による体力面や生理的な部分の負担軽減は、さらなる女性警備員の活躍の場を広げることに繋がります。

 

 

2.警備業界の更なる発展には
女性警備員の活躍は警備業界の更なる発展に不可欠です。
現在、警備業界は人材不足に悩まされていますが、女性警備員の積極的な採用により、その課題を解決する期待ができるでしょう。

女性警備員の増加や活躍は、新たな価値の創造につながります。女性ならではの多様な視点やアプローチが、従来の警備業務に新たな改善案を提起することができ、業務の効率化や質の向上に貢献につながるからです。加えて、女性が活躍する職場環境は、警備会社における働き方改革の進展や業界体質の改善にも繋がるのではないでしょうか。
女性警備員の増加は、警備業界における多方面での改善を促す重要な要素となって、多様性を尊重する社会の実現にも寄与し、さまざまなシーンで新たな価値をもたらすことが考えられると思います。

さらに、女性警備員の活躍により、警備業界全体の信頼性が向上することも期待できます。重複しますが、女性警備員の存在は、女性の利用者や来場者にとっても安心感を与え、また女性警備員だからこそできる警備業務もあります。その結果、より多くの人々が警備業界を信頼し、利用することになるでしょう。女性警備員の増加や活躍は、警備業界のさらなる発展に必要不可欠な存在とも言えるのではないでしょうか。

 

 

人手不足解消への一策

警備業界は、深刻な人手不足に直面しており、この問題の解消は業界全体にとって重要課題となっています。人手不足解消への一策として、女性警備員の積極的な採用と育成は、この課題に対する有効な一策として期待されています。

他の業界に比べ、求職者が少ない警備業界において、女性が新たな労働力として警備員のポジションに就くことは、人手不足や人材不足の解消につながるだけでなく、求人の露出を増やすことにも寄与します。

警備会社は自社と警備業界の魅力を女性にも伝えていくことが必要です。
女性に警備員を魅力的に感じてもらうためには、警備員として長く働き続けられ、働きやすい環境の整備や、女性向けのキャリア形成プランの提供など、警備業界の魅力や、女性警備員が活躍している具体的な事例を発信することで、興味を持ってもらうきっかけを作り出すことが重要です。警備会社が、これらの取り組みを積極的に行うことで、より多くの女性が警備業への就職を考えるようになり、警備業界に新たな人材をもたらし、業界全体の活性化と人手不足の解決策につながることが期待されます。

 

 

まとめ

警備業界は人手不足が深刻な課題であり、女性警備員の積極的な採用はこの課題の解決策として期待されています。女性ならではの視点からの安全性の向上や柔軟性、細やかな気配りや配慮などは警備業務に新たな価値をもたらし、多様性を重視する現代社会において、求められる要素を警備業界にもたらします。その結果、警備業界は更なる発展を遂げることが期待できるでしょう。

また、女性警備員の増加や活躍は警備会社のイメージやブランディングにも良い影響を与えます。さらに、採用とキャリア形成を支援することで働き方改革が進み、職場環境の向上にも繋がります。これは、高い離職率の改善と新たな人材の確保にも繋がります。

警備業界は、警備員不足の解消のためにも、女性警備員の採用や活躍が今後ますます重要となるでしょう。女性が活躍できる環境を整備し、より魅力的な職場作りを進めることが重要課題であることを、本記事では強調します。女性警備員の積極的な採用は今後も重要視して、多様な人材が警備業務に従事することで、業界全体がより良い発展を遂げることを期待し、この記事が何かのきっかけになればと思います。

 

今回も最後まで読んでいただきたいありがとうございました。

 


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