みなさん、こんにちは。
前回は「公共工事設計労務単価」と警備料金の目安や内訳についてお伝えしましたが、今回は【警備料金の変動要素】について紹介していきたいと思います。警備業務の依頼を検討または手配する際にお役立ていただけると幸いです。
さらに【依頼内容にマッチする警備会社を選ぶ方法】についても紹介したいと思います。


【 警備料金の変動要素 】

警備料金の変動要素では依頼する業務内容や都道府県によって変わってきます。
また、さまざまな条件によっても高くなったり安くなったりと、違いが出てきます。
それは、≪検定合格警備員の配置基準≫≪その他の要素≫などです。
それでは1つ1つどのようなことなのかを、弊社が運営している「警備員.JP」(警備マッチングサイト)で、普段サイト内に依頼が多い『交通誘導警備業務』を例に挙げ、お伝えしていきます。

≪検定合格警備員の配置基準≫
警備業では警備業法で定められた交通誘導警備に関して「資格者配置路線」(指定路線・検定路線)と呼ばれる路線が都道府県別にあり、その路線で業務を実施する場合は交通誘導警備業務1級検定又は交通誘導警備業務2級検定の合格証明書を有する警備員(検定合格警備員)を配置しなければならないため、警備料金が高くなります。
また、空港保安・施設・雑踏・核燃料物質等危険物運搬・貴重品運搬の業務でも交通誘導警備業務と同じく検定合格警備員を配置する基準や条件があるため、その場合の警備料金は自ずと高くなります。

参考資料:警視庁「検定合格警備員の配置基準」
URL: https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/tetsuzuki/keibi/arrange.html

≪その他の要素≫
秋から冬にかけて繁忙期となり料金価格が高くなりやすい傾向です。その逆で春から夏にかけては、閑散期となるため料金が据え置き、もしくは値引きされる場合があります。時間帯では、平日よりも土日祝のほうが高く、昼間より夜間のほうが料金は高くなります。
また、短日などのスポット案件の場合は比較的料金設定が高くなる傾向にあります。
その他にも長期契約や大口契約では、警備料金が安くする場合があります。その理由は安定した収入源になるからです。
それ以外では、あまりオススメはしませんが、直接値段交渉によっての変動になります。依頼をする際は相見積もりを取って交渉してみるのも一つの方法かと思います。ただし、値引き交渉をする場合は日程の余裕を持って常識の範囲内で行なうことが大切です。

上記の2つの要素について説明してきましたが、さまざまな条件によって警備料金は変動します。そのことを踏まえて、どのように警備会社に依頼をお願いすれば良いのかを次に紹介していきますので参考にしていただければと思います。ただし、ここで注意が必要です。以前にも「令和4年度の警備料金について」の記事内でもお伝えしましたが、警備業務の料金は決して安ければ良いというものではありません。警備会社を選定する際には、安さだけで判断せず、信頼性や実績もしっかりと確認することが重要です。もし安さだけで警備会社を選定し依頼を発注すると、思わぬトラブルに遭遇する可能性があります。ですので、安さだけで選ぶこの方法では検討・発注はオススメしません。そのためにも、前回ご紹介した「警備料金」の目安や内訳を参考にしながらも、慎重に選定することが重要です。

【警備員.JP】の依頼者登録はこちらから
➡ URL : https://kbin.jp/a/clients/register/
サービス内容 : 詳細内容の確認はここをクリック


【 依頼内容にマッチする警備会社を選ぶ方法 】
ここまで、警備料金の変動要素について紹介し、お伝えしてきましたが警備業務の依頼を検討または発注する際に特に重要になるのは「どこの警備会社に依頼をするか」ということだと思います。ここからは、警備業務の依頼をスムーズに手配するため、依頼内容にマッチした警備会社を選定するポイントをご紹介します!!

<警備業務の内容を把握すること>
まず、警備会社はそれぞれ得意な警備業務が変わってきます。
そのため手配や発注をする担当者は警備業務の内容を把握することが大切です。
なぜなら、警備内容によって依頼できる警備会社が異なるからです。だからこそ、担当者が依頼内容を正確に把握することが、依頼に合った警備会社を選定するためポイントになります。

<相見積もりを必ず取ること>
警備会社を選ぶ際には、必ず複数社から見積もりを取ることをお勧めします。
なぜなら、同じ業務内容であっても警備会社によって料金設定に差があり違いがあるからです。重複しますが、警備会社を選ぶ基準は、「安さ」だけで選ぶのはお勧めしません。必ず「信頼性・実績・在籍数」などは重要です。選ぶ際は見積もりと、これまでの実績や在籍数などを必ず確認し、安心して依頼をお願いできる信頼のおける警備会社かどうか判断して警備依頼を手配・発注をしてください。

【警備員.JP】の依頼者登録はこちらから
➡ URL : https://kbin.jp/a/clients/register/
サービス内容 : 詳細内容の確認はここをクリック

【 まとめ 】
警備業務の料金単価は前回もお伝えした通り、年々高くなっています。依頼を検討または発注する企業側・個人側では、できるだけコストを抑え、できるだけ安く対応してくれる警備会社を探したいと考えるのは当たり前かと思います。ですが、今回紹介したことを参考にしていただければ、警備を依頼する際は、料金だけで選ばなくなり、各警備会社の警備員在籍数や有資格者数・最も得意とする警備業務の内容や実績などを考慮して、必ず複数社から見積もりを出してもらい信頼できる警備会社を選んでください。また、弊社、株式会社OASYSが運営・提供している警備業務の依頼に特化し、依頼を通して警備会社と依頼者を繋げるマッチングサイト【警備員.JP】では弊社独自の基準に満たした信頼のおける警備会社のみが、ご登録されています。警備業務の依頼を検討または発注する際は、信頼のおける警備会社をご紹介いたします。是非お問い合わせください。

 

※警備依頼のことでお悩み・お困りであれば、お問い合わせください。
解決できるよう努めます。【警備員.JP】お問い合わせフォーム:https://kbin.jp/contact/