画期的とは「時代をくぎると思われるほどめざましいこと」と言う意味でまさに警備員マッチングサービスはこの言葉にふさわしく当てはまります。

理由は警備員マッチングサービスのマッチングサイト上に警備依頼者側からの案件が掲載されている点です。

現在勤務についていない警備員の勤務状況を考慮しながら、こちらからアプローチできる仕組みは、今までになかったからです。

警備会社がお客様を選べる・マッチさせることは考えられませんでした。この仕組みを使えば、受注しよ うとする警備内容をじっくりと吟味して(警備場所・期間・人数・料金・人員の割り振り・割り当て・組み合わせ等)アプローチし受注出来るからです。

とても良い仕組みだと思います。今までは、または今でも警備を依頼する方は、電話での連絡がほとんどです。

私はこの業界に27年居りますが、過去2件だけ会社のホームページの問い合わせ欄からメールで、見積依頼が来たのみでそれ以外はありません。1件は受注しました。

電話での警備依頼件数は30~40件/年ありますが、受注できるのは3~4件の1割以下でほとんどお断りしています。その理由は、電話ではすぐその場で返事をしなけらばならず、または待って貰っても1~2時間が限度で返事をするしかなく、じっくり吟味をしてからの余裕がありません。

また単発で、手間がかかるので嫌うケースが多かったと思います。これは誰でもが考えることで俗に言う「イチゲン」さんで本当に警備料金が回収できるのか不安な要素もありました。

いづれにしても、情報が電話=耳から、ネット=目によって得られる情報量が、明らかに異なるために、各段の意思決定の違いがあります。

今まで警備依頼する側からだけが選べた時代から、警備を請け負う警備会社からも選べることは、双方にとって「win,win」の関係は新しい時代の幕開けとなるでしょう。

共に選ばれる時代で生き残れる様にするには、経営者が襟を立て初心に戻り、会社の質を向上させ努力を続ける会社が繁栄することでしょう。